技の分類と名称

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鍛錬法としての分類

合気道では、自分と相手がどのような姿勢にあるかによる分類で、鍛錬法として役立つ「立ち技」、「座り技」、「半身半立」の3つに分類されます。

立ち技はお互いが立った状態で行う技です。立ち技は多くの種類があり、最も基本的な稽古となります。
座り技は、お互いが座った状態で行う技です。呼吸法や膝行といった合気道独特の動きを習得することができます。
半身半立は、掛け手が座り、打ち手が立った状態で行う技です。やや不利な状態から技をかける必要があるため、難易度の高い稽古となります。
立ち技
座り技

投げ技・押さえ技

技をかけた時の状態で分類した場合、大きく「投げ技」と「押さえ技」があります。
投げ技としては、四方投げ、入り身投げ、天地投げ、回転投げ、天秤投げ、十字投げなどがあります。
押さえ技は、一教~六教があり、相手の関節などを固定し、しっかりと抑える技です。
なお、小手返しのように相手を投げた後に押さえる技や、一教投げのように、技の途中で相手の関節を決めた後に投げる技も存在します。
投げ技
押さえ技

武器技

武器を持った相手を制する稽古として「杖取」、「太刀取」、「短刀取」があります。
それぞれの武器について、打込み方や体捌きなどの違いによって複数の型が存在します。
武器技は非常に難易度が高く、昇段審査での審査技になっています。
また、お互いに武器を持って行う「組太刀」、「組杖」もあります。
短刀取
太刀取
組太刀
山形県合気道連盟
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